ポップス・ロック・ジャズをカバーしたウクレレ動画を日替わりで紹介します。
'70年代のディスコ・クイーンといえば、ドナ・サマーとこの人、チャカ・カーンが双頭で君臨していましたねー。今日は、ファンクバンドのルーファスに属していたころのヒット曲、「スウィート・シング」を。
チャカ・カーンのカバーを演ろうってんですから、歌唱力の高さは予め予想できてましたが、実際聴くとやっぱり凄いです。ウクレレもテンションを多用したコードのカッティングで、実にモダンかつビュリホー。この人、多くのオリジナル曲も持っている才媛らしいので、今後もご登場頂こうかと。
厨房の頃、カーペンターズ・バージョンでよく流れていた「ジャンバラヤ」、トラッドなフォークソングかと思っていましたが、カントリーの大御所ハンク・ウィリアムスの自作曲だったのですね。そういや、カーペンターズのカバーも秀逸だと思うんだけど、最近めっきり聞かれないのは何でかなー。
おじさんトリオによる、コンテンポラリー・ハワイアン風なカバーです。ワヒアワというオアフ島ど真ん中あたりにあるカフェでのステージだそうで、身も心ももとろけますなぁ。全員プロ級という感じで、安心して聴いていられます。ソロでのウクレレも聴き応え満点。
スティーヴィー・ワンダーは勿論、ゆったりしたバラードを歌っても悪かろう筈は無いのですが、個人的には'70年代のファンク・ナンバーに好きな曲が多いです。レッチリのカバー等でも人気が高い、「ハイアー・グラウンド」を。
キターーー! 16ビート・カッティング・ウクレレ! よくもまぁ、これを弾きながら歌えるものだと思いますが、兎に角カッコイイの一言です。動画のフレーム解像度が荒くて、殆どコマ送り状態なのが勿体無い演奏ですなw
ディスコブーム到来の波にうまく乗ってスマッシュ・ヒットとなった、レオ・セイヤーの「恋の魔法使い」。ファンキーでブラックフィーリングも満点なので、てっきりアメリカ人だと思い込んでいたのですが、イギリス人だったとはw
いやー、ビックリしました。何がって、この完璧なファルセット・ボイス! これだけの声が出せると表現の幅がむちゃくちゃ広がって楽しいだろうなぁ… ウクレレも、ついつい弾いてみたくなる16ビートカッティングをぐっと堪えて(かどうかは知りませんがw)、シンプルな裏打ちに徹して歌い易くしたもの正解だったのかも。
ポップスシーンも'70年代頃まではパーシー・フェイスやポール・モーリアといった、所謂「イージー・リスニング」がチャートに上がることもありましたが、それもこの'79年のフランク・ミルズ「愛のオルゴール」あたりが最後だったかな、と。
映像で映っているのはメロディ・パートかと思いますが、伴奏パートとの一人二重奏っぽいですね。ウクレレの可憐な音はオルゴールと雰囲気が近くて、カバーするにはうってつけの題材かも知れませんな。